豊ノ島１０勝目！３敗でトップと１差　夫人との交際スタート記念日「今から連絡しようかな」

大相撲九州場所１４日目 （ 2018年11月24日    福岡国際センター ）

＜大相撲九州場所１４日目＞琴勇輝（左）を破り１０勝目を挙げた豊ノ島（撮影・中村　与志隆）
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　東十両１３枚目の豊ノ島（３５＝時津風部屋）が千秋楽まで優勝の可能性を残した。東十両３枚目の琴勇輝（２７＝佐渡ケ嶽部屋）に喉輪、突き、押しで攻められたが、うまく右に回り込んで押し出した。１３日目の照強に続き、優勝争いのトップに並んでいた力士を破って１０勝に到達。３敗で単独トップの友風との１差を守った。

　「うまくできたと思う」。喉輪で攻められた首元は赤くなっていたが「勲章です」と胸を張った。負ければ優勝争いから脱落するという状況で２連勝。「優勝争いどうこうより、勝って２桁に乗せるということだけ考えた。変に意識せず、伸び伸びと相撲が取れるようにしたい」と自然体で臨むことを強調した。

　この日は０９年に沙帆（すなほ）夫人と交際をスタートさせた記念日。「いい記念日になった。今から連絡しようかな」とご機嫌の様子で会場を後にした。