“戦力外”の雑草軍団が起こす「奇跡」 執念の下克上の裏側

[ 2018年11月17日 09:00 ]

練習に励むVC長野トライデンツのメンバー(C)TBS
Photo By 提供写真

 17日放送のTBSの人気ドキュメンタリー番組「バース・デイ」(土曜後5・00)で、バレーボールの国内最高峰Vリーグに挑戦するクラブ・VC長野トライデンツを特集。執念の下克上に挑む、田舎の小さな村で生まれたチームの裏側に迫る。

 VC長野は長野県南箕輪村を拠点とするクラブで、大企業のスポンサーは存在せず、村の住民や地元の中小企業に支えられて活動している。Vリーグでは大企業を母体とする実業団チームがほとんどの中、主に村の体育館を借りて練習に励んでいる。

 クラブに所属しているのは、大手の実業団から戦力外通告を受け、見向きもされなかった選手がほとんど。それでもバレーボールを諦めず、仕事をしながらバレーボールを続ける雑草軍団に番組は密着した。

 指揮を執る笹川星哉監督(33)は、チームを運営する会社の社長も兼任。奇跡とも言える「打倒・実業団」を目指し、自身の給与を削りながら「バックがついている企業がないこの田舎のクラブでも、同じステージで戦う選手のすごさを存分に見せたい」とチーム作りに奔走する、若き指揮官の熱い思いに迫る。

続きを表示

2018年11月17日のニュース