一ノ瀬優希 3年ぶりのシード復活へ最低条件クリア「自分がベストを尽くせればいいと」

[ 2018年11月17日 23:26 ]

女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディース第3日 ( 2018年11月17日    愛媛県松山市 エリエールゴルフクラブ松山  6525ヤード、パー72 )

賞金シード当落線上の選手(3日目終了)
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 優勝争いとは別次元で繰り広げられている賞金シード争い。賞金ランク52位の一ノ瀬優希(30=ミロク情報サービス)は3年ぶりのシード復活へ最低条件だった予選通過をクリアし、あとは後続からの逆転を警戒しながら上位進出を目指すだけ。首位に8打差の28位からスタートした第3ラウンドは5バーディー、1ボギーの68をマークし、通算8アンダーの13位まで順位を上げた。13、14年の2年間でツアー3勝。故郷熊本の先輩、不動裕理に続く賞金女王を目指したこともあったが、相次ぐ故障で低迷。プロ11年間で2度のシード落ちを味わった。このままの順位を維持すれば見事3度目のシード返り咲きを果たすが、浮かれムードはまったくない。

 ――普段のトーナメントとは違う緊張感があるのでは。

 一ノ瀬 あんまり。やることはいっしょなので意外と今までで1番落ち着いてやれてるかもしれません。調子がいいからスコアが出るとも、調子が悪いからスコアが出ないとも思ってないので。

 ――今週はどんな目標設定で。

 一ノ瀬 賞金が2000万円を超えた辺りから2300万円を目標にしてきました。大逆転とか人生でそんなことはほとんどないし、望んでできるものでもないので。自分がベストを尽くせればいいと思ってます。

 ――今の位置はチャンス。

 一ノ瀬 シードを獲る難しさっていうのを年々分かってきたので。シードって簡単なことじゃないし、優勝も。気楽とかはないですね。

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