ドミトリエフ 4回転半挑戦も失敗 羽生も導入目指す大技

[ 2018年11月17日 20:19 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯・男子フリー ( 2018年11月17日    ロシア・モスクワ )

<フィギュア・ロシア杯>男子フリー、4回転半に挑戦するアルトゥール・ドミトリエフ(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦ロシア杯は17日、男子フリーが行われ、アルトゥール・ドミトリエフ(26=ロシア)が羽生も今季中の導入を目指す超大技のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、失敗した。

 着氷の際に足を滑らせて前のめりになって手をついた。前日のSP終了後に「明日(フリーで)クワッドアクセルを跳ぶ」と明言。4回転半はこれまで国際スケート連盟(ISU)公認大会で成功者はいない。

 SPでは67.58点の9位と低調。大技で上位浮上を狙ったが、フリー122点、合計189・58点と伸びなかった。

 ペアで五輪金メダルの父を持つ26歳のスケーターは「難しいジャンプをやることはいつも危険が伴うが、新しいことを追求するのが好きだ」と果敢に大技に挑んだ。

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