審判部 待った3度の石浦&安美錦に苦言「勝ちの道具にしている」

[ 2018年11月17日 19:28 ]

大相撲九州場所7日目 ( 2018年11月17日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所7日目>石浦と安美錦の1回目の待った(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 大相撲十両の石浦と安美錦の一番に“物言い”がついた。最初の立ち合いは安美錦が立ち遅れ、2度目は立ち合いは両者立ち上がりながら安美錦が「待った」と主張し不成立。3度目の立ち合で今度は石浦が立ち遅れて、また不成立になると、4度目は石浦が変化して、はたき込んだ。

 慣例により、立ち合い3度不成立で審判部に呼び出されて注意を受けた2人。両者が退いたあと、高田川審判長(関脇・安芸乃島)は「(石浦は)立ち合いの待ったを勝ちの道具にしているとしか見えない。ああいう相撲の後だから正々堂々と取ってほしかった」と持論を展開した。

 ただ、一方的に石浦を注意したものの、不成立になった3回のうちともに一度ずつ立ち遅れている。それだけに、石浦は「全くそんなことない」と主張。その上で「合わせるのは大事だから、しっかり自分の立ち合いできるようにします」と反省も忘れなかった。一方、敗れた安美錦は「自分勝手に立ってこられても」と苦言を呈した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月17日のニュース