紀平梨花 決めポーズ間違えちゃったけど、SP自己最高の73・41点で首位発進

[ 2018年11月3日 15:31 ]

<西日本選手権女子SP>表情豊かに演じきった紀平梨花(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート西日本選手権第3日が3日に名古屋市内で行われ、女子ショートプログラム(SP)では3回転半(トリプルアクセル)が武器の紀平梨花(16=関大KFSC)が自己最高の73・41点で首位発進した。

 冒頭のトリプルアクセルは着氷が乱れながらも降り、連続3回転ジャンプも成功させた。「完璧まではいかなかったけど、まとめられた演技だった。よかったと思います」と笑顔で振り返った。最後の決めポーズを間違えるミスもあり、「いろんなところにポーズがあって、去年のSPのポーズと似ていて…どっちかわからなくなってしまいました」と苦笑いだった。

 今季からシニアに挑戦し、デビュー戦で優勝した9月のオンドレイ・ネペラ杯では、国際スケート連盟公認大会の女子で浅田真央以来2人目となるフリーで2度のトリプルアクセルに成功。来週のNHK杯での活躍も期待されている。4日に行われるフリーに向けて「トリプルアクセルをしっかり2本決めて、完璧な演技を目指し、しっかり気合を入れたい。NHK杯へ自信につながるような演技にしたい」と切り替えた。

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