グリズリーズがガードの選手1人を解雇 チームは3連勝と好調 Gリーグはあす開幕

[ 2018年11月3日 15:13 ]

ジャズ戦で28得点を挙げたグリズリーズのコンリー(AP)
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 NBAグリズリーズは過去2シーズンで128試合に出場していたシューティングガード(SG)のアンドリュー・ハリソン(24)を解雇。同選手はウェーバーを経てFAとなる可能性が大きくなった。

 これでグリズリーズで契約下にある選手は渡辺雄太(24)を含む「2―WAY契約」の2選手を除くと14人。クリス・ウォーレスGMが空いた枠の1つをどのように使うのかが注目されるところだ。

 グリズリーズは2日に敵地ソルトレイクシティーでジャズと対戦。110―100(前半53―60)で下して3連勝で5勝2敗とした。ただし出場選手は11人。アゴを骨折しているジャマイカル・グリーン(28)と膝を痛めているチャンドラー・パーソンズ(30)の両フォワードはこの日も出場しなかった。

 ジャズ戦でベンチから出たフォワードは2人だが、アイバン・ラブ(21)は3分の出場で1得点、新加入のオムリ・キャシピ(30)は7分で4得点だった。

 試合はガードのマイク・コンリー(31)が28得点、センターのマーク・ガソル(33)が17得点と10リバウンド、7アシストを稼ぐなど先発のベテラン陣が奮闘。なお渡辺が所属するマイナーリーグ(Gリーグ)のメンフィス・ハッスルは3日(日本時間4日)に敵地テキサス州エディバーグで今季の開幕戦(対リオ・グランドバレー・バイパーズ)を迎える。

 グリズリーズに敗れたジャズは4勝4敗。リッキー・ルビオ(28)が22得点と11アシストをマークしたが、ホームでは今季3戦全敗となった。

 10月31日のジャズ戦で自己最多の50得点をたたき出したティンバーウルブスのデリック・ローズ(30)は敵地オークランドでのウォリアーズ戦で第1Q残り4分43秒から登場して3点シュートを1本成功。しかし左足首の痛みを訴えて第2Q以降のプレーは見送られた。

 ウォリアーズは116―99(前半61―58)で勝利を収めて7連勝で9勝1敗。ケビン・デュラント(30)がチーム最多の33得点を記録し、ホームでは5戦全勝とした。

 ティンバーウルブスは4勝5敗。ジミー・バトラー(29)が2試合ぶりに戦列に戻って21得点を稼いだが、第4Qで12―33と失速して勝機を築けなかった。

 ネッツに勝ったロケッツは連敗を4で阻止。マーベリクスはニックスにも敗れて6連敗を喫した。ラプターズはサンズを19点差で退けて8勝1敗。開幕9戦8勝はチーム史上初めての出来事となった。開幕4連敗のサンダーは復調。この日は敵地ワシントンDCでウィザーズを下し、4連勝で勝率は5割となった。

 <その他の結果>

クリッパーズ(5勝4敗)120―95*マジック(2勝6敗)

ロケッツ(2勝5敗)119―111*ネッツ(3勝6敗)

サンダー(4勝4敗)134―111*ウィザーズ(1勝7敗)

ペイサーズ(6勝3敗)107―105*ブルズ(2勝7敗)

ニックス(3勝6敗)118―106*マーベリクス(2勝7敗)

ラプターズ(8勝1敗)107―98*サンズ(1勝7敗)

*ウォリアーズ(9勝1敗)116―99ティンバーウルブス(4勝5敗)

 *はホームチーム

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