白井は跳馬で銅メダル、連覇逃しても2大会連続表彰台を確保「やれることをやっての3位」

[ 2018年11月3日 22:38 ]

体操・世界選手権最終日 ( 2018年11月3日    カタール・ドーハ )

男子種目別決勝 跳馬の得点を確認し笑顔の白井健三
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 種目別決勝の男子跳馬で、白井健三(日体大)は14・675点で銅メダルだった。

 昨年は2位と0・001点差で金メダルを獲得し、本人ですら驚いていた種目だ。1年後、再び迎えた決勝の舞台。「難しいことをやってビックリさせることもできるし、着地でビックリさせることもできる」。白井が選択したのは、後者だった。

 銅メダルを獲得した16年リオデジャネイロ五輪で使った「シライ2(伸身ユルチェンコ3回半ひねり)」は封印。1本目は3回ひねりの「シライ/キムヒフン」の着地が前のめりになったが、2本目は難度の低い「ドリッグス」をきっちり止めた。金メダルには届かなかったが、ベストを尽くした笑みを浮かべていた。

 ▽白井の話 やれることをやっての3位。我慢してきた分が最後についてきた。1本目はやっちゃったと思ったけど、2本目をちゃんと跳べば、ギリギリ3位だなと思った。(今大会は)苦しかった。やっと終わるんだという気持ちが強い

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