高橋大輔 西日本選手権SP首位!新衣装で昨季世界フィギュア5位の友野上回る

[ 2018年11月3日 18:30 ]

<西日本選手権男子SP>近畿選手権から衣装を変え演技に臨んだ高橋大輔(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート西日本選手権第3日が3日に名古屋市内で行われ、4年ぶりに現役復帰した高橋大輔(32=関大KFSC)が男子シングルのショートプログラム(SP)に1番滑走で出場。83・56点で、復帰初戦となった10月の近畿選手権の77・28点を上回り、1位スタートした。2番手には昨年の世界選手権5位に入った友野一希(20=同志社大)が83・27点でつけている。

 初戦の白から紫と黒の衣装に変え、坂本龍一が作曲した映画「シェルタリング・スカイ」の音楽で滑った。

 演技序盤は6分間練習で念入りに確認した3回転半(トリプルアクセル)に成功。3回転フリップ―3回転トーループではトーループで手をついたが、その後の3回転ルッツは着氷。華麗なスケーティングとステップを披露し演技を終えると会場はスタンディングオベーション。拍手を浴びると満足げな表情。得点は技術点が41・61点も、演技構成点で各項目8点台をそろえ、41・95点をマークした。

 1日の滑走順抽選で1番滑走が決まった高橋は「結構、抽選運がある方なので、この間のブロック(近畿選手権)で(1番を)引くかなと思って引かなかったんですけど。まさかここで引くとは…。1番は好きなので楽しみですね」とコメントしていた。

 今大会で上位12人に入れば、12月の全日本選手権(大阪)の出場権が与えられる。

 復帰戦となった10月の近畿選手権はSP77・28点で首位発進。フリーは4位の118・54点で合計195・82点で3位だった。

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