沙羅 144メートル飛びV3「楽しかった」大倉山サマー大会

[ 2018年11月3日 05:30 ]

優勝した高梨(中央)は表彰台で笑顔。左は2位・伊藤、右は3位・丸山
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 ノルディックスキーの大倉山サマージャンプ大会は2日、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で行われ、女子は平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(22=クラレ)が1回目131・5メートル、2回目に最長不倒の144メートルを飛び、合計278・1点で3連覇した。

 「地元北海道でK点を越えるジャンプが2本そろい、ホッとした。2本目は条件に恵まれたが、久しぶりに楽しかった」と笑みを浮かべた。9月6日の北海道胆振東部地震が起きた際はロシアに遠征中だった。被災地には今夏のグランプリの賞金を全額寄付し、水などの物資も送った。高梨は「いいジャンプで元気や勇気を与えられる選手になりたい」と前を向いた。

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2018年11月3日のニュース