村上 種目別床連覇締めだ、得意種目で絶対女王バイルスに挑む

[ 2018年11月3日 05:30 ]

体操 世界選手権第9日 ( 2018年11月2日    カタール・ドーハ )

東京五輪のマスコット、ミライトワと写真に収まる村上
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 1日の女子個人総合決勝で日本初の銀メダルを獲得した村上茉愛(22=日体大)は3日、連覇が懸かる種目別決勝の床運動に出場。絶対女王・バイルス(米国)の壁は高いが、ベストを尽くして今大会を締めくくる。

 タフなメンタルが背中を押す。昨年の個人総合決勝前日は緊張から眠れなかったが、今年は違った。10月31日は日本のチームメートとハロウィーンの仮装で、ウサギの耳をつけてキュートなバニーに扮してリラックス。「ぐっすり眠れました」。1日朝には日体大の仲間から激励動画が届き、気合を入れて臨んだ決勝。昨年は0・1点差の4位に泣いたが、今年は2〜5位が0・1点にひしめく大激戦を制し、「自分でつかみ取った銀メダルなので良かった」と歓喜に浸った。

 3日は右足首故障の影響で個人総合を断念した内村航平(29=リンガーハット)は、鉄棒で3年ぶりのタイトルを狙う。

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2018年11月3日のニュース