ラグビー日本代表 オールブラックスに前半19―38で折り返し

[ 2018年11月3日 15:47 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2018 ( 東京・味の素スタジアム )

 日本代表は世界ランキング1位のニュージーランドと対戦し、前半を19―38で折り返した。

 開始から立て続けに反則を犯した日本は、前半2分にPGで3点を先取された。しかし再開となるキックオフをSO田村(キヤノン)が絶妙な位置に落としてプレッシャーを掛けると、相手FBのキックをロックのアニセ(キヤノン)がチャージ。インゴール方向に転がったボールをそのままアニセが抑え、逆転トライを奪った。オールブラックスとは過去に5度対戦している日本だが、リードを奪ったのは史上初となった。

 その後は徐々にペースを掴んだ相手の猛攻に遭い、前半だけで5本のトライを許した。それでも日本も同32分にNo・8ツイがトライを奪うと、終了間際にもラインアウトを起点にCTBラファエレがインゴール左隅に飛び込みチーム3トライ目。世界最強軍団から1試合3トライを奪うのも、日本にとっては初の出来事となった。

 試合前にはオールブラックス伝統のハカ「カマテ」に対し、三角形の陣形を組んだメンバー23人がにじり寄って対抗。スタジアムには4万人以上のファンが集まり、会場を盛り上げた。

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2018年11月3日のニュース