錦織、準々決勝で敗れる フェデラーに6連敗「リターンゲームでもう少し工夫できたら…」

[ 2018年11月3日 07:35 ]

男子テニス マスターズ・パリ大会 ( 2018年11月2日    パリ )

マスターズ・パリ大会シングルス準々決勝 フェデラーと対戦した錦織(AP)
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 シングルス準々決勝で世界ランキング11位で第10シードの錦織圭(28=日清食品)は、世界3位で第3シードのロジャー・フェデラー(37=スイス)と対戦。4―6、4―6のストレートで敗れた。

 試合は錦織のサービスで開始。第1セットはともにサービスキープを続けたが、第9ゲームをフェデラーがブレークしてリードすると第10ゲームもキープして6―4で先取した。

 第2セットも最初のゲームでフェデラーにブレークを許した。錦織は第4ゲームでブレークバックまであと一歩までとしたが、フェデラーが粘ってキープ。隙を見せないフェデラーの牙城を崩すことができず、このセットを4―6で落とし、ストレートで敗れた。

 これで、錦織のフェデラーとの対戦成績は2勝7敗。先月の上海マスターズ準々決勝に続く敗戦で6連敗となった。

 年間成績では7位チリッチ、8位ティエムに続いて、錦織は9位。上位8人によるATPツアー・ファイナル(11日開幕、ロンドン)はデルポトロの欠場が濃厚で、錦織が2年ぶりに出場する可能性がある。

 ▼錦織圭の話 全体的にミスが多かった。リターンゲームでもう少し工夫できたら良かったけど、思うようにいかなかった。

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