宮川に聞く「塚原強化本部長の言うことは絶対」「力が働いた」

[ 2018年8月30日 05:30 ]

体操女子パワハラ問題

弁護士同伴で会見する宮川(撮影・尾崎 有希)
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 【宮川と一問一答】

 ――協会からパワハラを受けたという認識か?

 「協会に対して、今までパワハラを受けたというふうに私は感じている」

 ――塚原千恵子・女子強化本部長はどんな存在か。

 「本部長の先生はずっと昔からやっていて、私は15年から代表になっているが、その時から大きな権力を持っている方というのは感じていて、周りのコーチや本部長についている先生たちは本部長の言うことは絶対という形」

 ――なぜ、塚原夫妻は速見氏を宮川選手から引き離そうとしたと思うか。

 「自分では言いにくいが、ずっと私は世界選手権や五輪でメダルを獲れると言われてきた。私が朝日生命に入ることで、凄く注目されるというか利益を得るので、そういった目的で、私を入れるためにコーチの存在が邪魔だということで、そういう力が働いたと思っている」

 ――コーチが戻ってこられない可能性については。

 「そこは全然、考えられない。暴力があったことは事実。そこに関してコーチも処分を受けることは受けるというふうに言っている。無期限の登録抹消が重すぎるということで、仮処分ということで訴えている。暴力を認めていなくて、処分をなしにしてくれ、と言っているわけではない」

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2018年8月30日のニュース