池谷幸雄 18歳・宮川の告発に涙「無駄にしてはいけない」

[ 2018年8月30日 10:26 ]

体操のソウル、バルセロナ五輪メダリストでタレントの池谷幸雄
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 体操のソウル、バルセロナ五輪メダリストでタレントの池谷幸雄(47)が30日放送のTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に出演。前日の会見で世界選手権(10〜11月、カタール・ドーハ)の代表候補を辞退し、今季は試合に出場しないことを明かした体操女子の宮川紗江(18)について語った。

 元コーチの速見佑斗氏(34)が宮川への暴力行為により、無期限登録抹消などの処分を受け、宮川が処分が重すぎると主張したことに端を発した今回の問題。池谷は会見を振り返り、「ものすごく重要な日になった。体操界の歴史の中でも転機なんじゃないかなと思います」とし、「自分の口から、世界選手権を諦めなきゃいけないっていう状況はかわいそうでしかたない…」と言葉に詰まり涙を流した。

 宮川が日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)からパワーハラスメントを受けていたと告発したことについては「選手生命をかけてこれだけ頑張った宮川選手の行動を本当に無駄にしてはいけない」と言葉に力を込め、「選手ファーストで体操のことを考えて行動できる方々が協会員にならないといけない。そうでなければ変わらない」と持論を語った。

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2018年8月30日のニュース