塚原夫妻、31日午前中までにコメント発表、会見も検討 宮川がパワハラ告発

[ 2018年8月30日 15:35 ]

日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長
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 体操女子の宮川紗江(18)が日本協会からパワーハラスメントを受けていたと告発した件について、日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)は30日に代理人を通じて、遅くとも31日の午前中までにコメントを発表するとした。その後、記者会見等をすることを検討しているという。

 元コーチの速見佑斗氏(34)が宮川への暴力行為により、無期限登録抹消などの処分を受けたことに端を発した今回の問題。宮川は前日の会見で協会の一部幹部からのパワハラを告発。速見氏に処分が下る前の7月15日、塚原夫妻に「(速見氏に)暴力の話が出ている。あのコーチはダメ。だからあなたは伸びない。私なら速見の100倍教えられる」と詰問された宮川は、暴力行為の証言を求められたが拒否。「先生を家族も信頼して一緒にやっていく」と答えると、「家族でどうかしている、宗教みたいだと高圧的に言われた。家族もコーチも否定され、おかしくなってしまいそうだった」と明かした。

 コーチ、宮川ともに1年以上前に暴力行為があったことは認め、宮川は「暴力をしてしまったことは許されることではなかった」とする一方で、「いくらなんでも(処分が)重すぎる」、「体操女子を変えるには本部長が代わるとか、何か手を打つことを考えないといけないのかな」と訴えていた。

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2018年8月30日のニュース