御嶽海 大関獲りへ「重圧ない」 栃ノ心らとの申し合いで手応え

[ 2018年8月30日 14:34 ]

栃煌山(左)を喉輪で攻める御嶽海
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 名古屋場所で初優勝を飾った関脇・御嶽海(25=出羽海部屋)は30日、東京都墨田区の同部屋で基本運動で流した後、春日野部屋への出稽古で大関・栃ノ心らと申し合いを行った。番付発表後、関取と相撲を取る稽古をするのは初めてで、13番取って3勝10敗で、栃ノ心には2勝5敗。それでも「悪くはないんじゃないか」とプラスに捉えた。「踏み込みだけ意識してやった。体は動いているが、踏み込めた時と踏み込めなかった時の差がある。それを縮めていきたい」と修正ポイントを口にした。

 秋場所(9月9日初日、両国国技館)は初めての大関獲りとなる。「変なプレッシャーはない。いつもの場所と同じで、しっかり調整するだけ。周りが騒げば騷ぐほど、自分は冷静にいく」と気負いは全くない。むしろ、「(夏巡業で)横綱、大関に稽古をつけてもらって、気持ちに余裕がある。今までの場所より、しっくり来ている。優勝したという自信があるからね」と名古屋場所の優勝により、精神面にゆとりができているようだ。

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