男子バスケ買春行為4選手、1年間出場停止 三屋会長も処分

[ 2018年8月30日 05:30 ]

記者会見する日本バスケットボール協会の三屋裕子会長
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 日本バスケットボール協会は29日、ジャカルタ・アジア大会の期間中に買春行為があったとして事実上の日本選手団追放となったいずれもBリーグ所属の永吉佑也(27=京都)、橋本拓哉(23=大阪)、今村佳太(22=新潟)、佐藤卓磨(23=滋賀)の4選手に1年間の出場資格停止処分を科すと発表した。三屋裕子会長(60)は報酬10%減額3カ月の処分とする。

 4人は日本代表の公式ウエアを着てジャカルタ市内の歓楽街を訪れ、女性を伴ってホテルに入り不適切な行為に及んだ。不祥事が発覚後、4選手は選手村を退去し、20日に帰国。処分は弁護士による裁定委員会で4選手から事情を聴いた上で、協会が臨時理事会を開いて決めた。都内で会見した三屋会長は「スポーツ界全体の信用を損なうもの。世の中の納得を得られる厳しい処分が必要」と語った。伊藤鉄男委員長は「活動停止は酷。4人は謝罪し、社会的制裁も受けているので1年程度が相当」と話した。

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