パッカーズのロジャースが史上最高額で契約を更新 平均年俸は37億5000万円!

[ 2018年8月30日 11:32 ]

リーグ最高額で契約を延長したパッカーズノロジャース(AP)
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 NFLを代表するQBの1人、パッカーズのアーロン・ロジャース(34)が29日、4年1億3400万ドル(約150億円)で契約を延長。平均年俸3350万ドル(約37億5000万円)は、ファルコンズのQBマット・ライアン(33)の3000万ドル(約33億6000万円)を超える史上最高額となった。

 新規契約は2020年からロジャースが40歳になる2023年まで。スポーツ専門局のESPNによれば完全に保証されているのは1億300万ドル(約115億4000万円)で、インセンティブなどを含めると、総額は最高で1億7600万ドル(約197億1000万円)から1億8000万ドル(約201億6000万円)に達する見込み。プレーオフに出て、パスのレーティングで上位3位に入れば、年俸はさらにアップする契約内容になっている。

 ロジャースは現行契約(5年で1億1000万ドル)を2013年に締結したときに一度、平均年俸(2200万ドル)がリーグトップとなっていたが、その後は9位にまで後退。しかし再びNFLの“フロントランナー”となり、2020年以降の1試合の単価は209万ドル(約2億3500万円)となった。

 ロジャースはカリフォルニア大から2005年ドラフトの1巡目(全体24番目)にパッカーズに指名されてNFL入り。4季目となった2008年に、引退したブレット・ファーブのあとを受けて先発QBに昇格した。

 1メートル88、102キロと決して大柄なQBではないが、2011年のスーパーボウルではMVP。シーズンMVPにも2回(11、14年)選出されるなどチームの大黒柱として活躍してきた。2011年と16年には40TD以上をパスでマークしながら、インターセプトは7回以下。これはNFL史上初めての出来事で、パスの通算レーティング(103・8)はNFL歴代トップとなっている。

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2018年8月30日のニュース