柔道女子52キロ級 角田、代名詞で決めた 十字固めで金!

[ 2018年8月30日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会第12日 ( 2018年8月29日 )

女子52キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の角田
Photo By 共同

 最後は代名詞の関節技で決めた。柔道女子52キロ級決勝。技ありのリードを奪って迎えた2分すぎ、腕ひしぎ十字固めに相手が音を上げた。この日の日本柔道で唯一の金メダルに角田は「正直ホッとした」と笑みを浮かべた。2回戦では新境地を開くために取り組んでいる立ち技で技あり2つを奪い、準決勝はもう一つの代名詞である巴投げで一本勝ちへの流れをつくった。

 準優勝だった昨年の世界選手権で軸足となる右足指の付け根のじん帯を損傷し、その後は3大会連続メダルなしと低迷。4月の選抜体重別選手権では阿部詩、志々目愛を連破して優勝も、世界代表からは落選した。東京五輪へ向け、まだその2人を追う立場だが、日本では異端の“関節娘”は「足くらいはつかめたかな」とちゃめっ気たっぷりに語った。

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2018年8月30日のニュース