日本、400リレーで20年ぶりアジア王者!山県「東京五輪は世界の頂点に」

[ 2018年8月30日 21:43 ]

男子4×100メートルリレーで金メダルを獲得した(左から)ケンブリッジ飛鳥、桐生祥秀、多田修平、山県亮太(撮影・木村 揚輔)
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 ジャカルタ・アジア大会第13日が30日行われ、陸上男子400メートルリレーで日本は38秒16で快勝し、1998年大会以来20年ぶりに金メダルを獲得した。

 29日の予選に続き山県亮太(26=セイコー)、多田修平(22=関学大)、桐生祥秀(22=日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)が名を連ねた。お家芸のバトンパスでつなぎ、第3走者の桐生から最終走者のケンブリッジにつないだ時点で大きくリードを広げ、9秒91の自己記録を持つ蘇炳添(ソヘイテン)を擁する中国を突き放してゴールした。

 ゴール後、山県は「優勝目指して頑張ってきたので嬉しい」、多田「信頼できる先輩たちだったので安心して走れました」とニッコリ。個人種目の100メートル出場はできず、リレーに懸けてきた桐生は「優勝するためだけにきたので良かった。記録更新はできなかったが、優勝は嬉しい」とホッとした様子。ケンブリッジも「いい位置で持ってきてくれたので、少しでもいいタイムでゴールできるようにと走った」とコメントした。

 アジア王者から世界へ。今大会の100メートルで自己ベストの10秒00をマークし銅メダルを獲得した山県は「世界の頂点を目指して頑張りたい。2年後(東京五輪)見せたいです」と力強く語った。

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