稀勢の里、初日に土 白鵬、鶴竜は白星発進 騒動で注目の大相撲初日

[ 2018年1月14日 17:50 ]

貴景勝(左)にとったりで敗れ黒星発進の稀勢の里
Photo By スポニチ

 大相撲初場所が14日に両国国技館で初日を迎えた。昨年の九州場所中に発覚した元横綱・日馬富士の傷害事件や、立行司・式守伊之助のセクハラ行為など土俵外の騒動で注目が集まる中、結びの一番で横綱・白鵬が小結・阿武咲を突き落としで退け白星発進。4場所連続休場からの再起を期す横綱・稀勢の里は、新小結の貴景勝にとったりで敗れた。

 昨年夏場所に右足首を痛めて途中休場してから先場所まで4場所連続休場した横綱・鶴竜は平幕・北勝富士を引き落としで破り、昨年の名古屋場所以来の白星となった。

 稀勢の里は貴景勝との取組で、追い詰めた土俵際で同時に倒れる。軍配は稀勢の里に挙がったが、物言いがついて協議の結果、行司差し違えとなった。

 セクハラ行為で3場所出場停止処分を受けた立行司・伊之助が不在。結びの一番は三役格筆頭の式守勘太夫がさばいた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年1月14日のニュース