炎鵬 白星発進 成績次第で春場所の新十両の可能性「上がれるときに上がった方がいい」

[ 2018年1月14日 15:44 ]

大相撲初場所初日 ( 2018年1月14日    両国国技館 )

 東幕下6枚目のホープ、炎鵬(23=宮城野部屋)は三役経験もある常幸龍を破り、白星発進した。

 先場所、序の口デビューからの連勝を「19」で止められた相手に、真っ向勝負で雪辱した。炎鵬の体重は93キロ。体重約160キロの常幸龍との体格差は歴然だが、ものともせず正面から低く当たっていった。踏み込み鋭く、押し込みながら後ろに回って完全に有利な態勢を作ると、最後まで油断なく攻め切った。

 「先場所は左に潜り込もうとして抱えられた。きょうは真っ直ぐ当たっていこう思っていました。今年1番目でいいスタートを切れたら、というのはありました」

 ちょんまげが結えないザンバラで、会心の相撲を振り返った炎鵬。成績次第では春場所での新十両も見えてくる。「上がれるときに上がった方がいい」と、チャンスに目を輝かせた。

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2018年1月14日のニュース