瀬戸大也 東京五輪“パパで金”の誓い…夢はフェルプスと2世対決!?

[ 2018年1月14日 11:40 ]

「僕が妊娠した訳じゃないですけど」と言いながらお腹に手を当てた瀬戸大也
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 この男はいつも明るい話題を提供してくれる。16年リオ五輪競泳の銅メダリスト、23歳の瀬戸大也(ANA)が13日、優佳夫人が第1子を妊娠したと明かした。6月25日に出産予定で、性別は不明ながら子供に水泳をさせるつもりだ。「自分を超えるように育てたい。けど、超えられないように東京で金メダル獲る」と意欲満々。“水の怪物”マイケル・フェルプス(米国)の子供の名前を挙げ、「ブーマー君とも年が近いので(将来、戦うことがあれば)勝たせたい」と目を輝かせた。

 妊娠が発覚したのは偶然にも自身が所属する全日空の機内。瀬戸によると昨秋、新婚旅行先のオーストラリアからの帰国便で、夫人が「つわり」の症状を訴えトイレに駆け込んだという。夫人はスタッフがサプライズで用意したデザートの盛り合わせも口をつけられないほど気分が悪くなったというが、そこは瀬戸がペロリ。

 飛び込み選手だった夫人にも引退後の夢があったようで、この時期を逃せば、子づくりは東京五輪まで我慢する覚悟でいた。それだけに、「自分は本当に子供がほしくて、ピンポイントでできたからラッキーでした」と大喜びし、ハネムーンベビーに「狙っていました」と目尻を下げた。

 家族が誕生すると、すぐ東京に向けた戦いが始まる。8月上旬にパンパシフィック選手権(東京)、同月中旬にはアジア大会(インドネシア)が控えている。「6月にパパになるので、パンパシの前だし“パ”がいっぱい」とおどけた銅メダリスト。次なるステージへ「育てるのをパワーに変えて頑張っていきたい」と大黒柱としての自覚をにじませた。

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2018年1月14日のニュース