パナ無冠…PR稲垣「想定外」序盤FW&バックスの“核”失う

[ 2018年1月14日 05:30 ]

ラグビー日本選手権兼トップリーグ(TL)総合順位決定トーナメント第2節・決勝   パナソニック8―12サントリー ( 2018年1月13日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<パナソニック・サントリー>前半7分、パナソニックはバーンズ(右)が負傷交代。山沢に後を託す
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 開幕から14戦全勝の快進撃を続けたパナソニックだが、大一番で力及ばず2季連続の無冠。わずか4点差で明暗が分かれる結果に、ロビー・ディーンズ監督は「最終的に少し差が出た」と敗戦を受け入れた。

 故障上がりだったSOバーンズが右膝を痛めて前半10分で交代。ボールハンターのポーコックも前半30分に頭を打って一時退場。ピッチに戻ったが、結局後半開始からベンチに退いた。FW、バックスそれぞれの核を早期に欠く事態。フル出場で奮闘を続けたプロップ稲垣も「想定外だった」と話した。

 逆転の望みを懸けた最後の攻撃も、わずかな意思統一の欠如がノックオンを招いた。リーグ屈指の巨大戦力を擁しながらの無冠。布巻主将は「来季につなげたい」と必死に前を向いた。

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2018年1月14日のニュース