劇場ロゴ作者側10日にも提訴 東京五輪エンブレム使用停止求め

[ 2015年8月7日 06:35 ]

 2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴと似ていると指摘された問題で、ロゴのデザイナー側は6日、声明を発表し、国際オリンピック委員会(IOC)にエンブレムの使用差し止めを求める訴えを10日にもベルギーの裁判所に起こす考えを示した。

 ロゴのデザイナーのオリビエ・ドビ氏と劇場は7月31日、エンブレムの使用停止を求める書簡をIOCと日本オリンピック委員会(JOC)に送付。共同電によると、8日以内に使用停止に同意するよう求め、応じなければ法的手続きを取る考えを伝えていた。エンブレムをデザインしたアートディレクターの佐野研二郎氏(43)は5日の会見で、パクリ疑惑を「全くの事実無根」「(劇場の)ロゴを一度も見たことがない」と完全否定。その上で「要素は同じものがあるが、デザインに対する考え方が違うので、全く似ていない。書体も違う」と断言していた。

 ドビ氏は声明で、佐野氏の会見について「佐野氏は(エンブレムの)制作過程を証明する説明をしていない」との考えを示し「現状では法的に佐野氏は独自性を主張できない」と訴えた。

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