強風に苦戦　宮里美８０、森田は８６と大きく崩れる

　女子ゴルフのメジャー第４戦、全英リコー女子オープンは３日、英国北東部セントアンドルーズのオールドコース（６６７２ヤード、パー７２）で第３ラウンドが行われ、５９位で予選を通過した宮里美香は８０をたたいて通算９オーバーの２２５、森田理香子は８６で通算１５オーバーと、ともに大きく崩れた。

　強風に苦しみ宮里美は４ボギー、２ダブルボギー、森田は８ボギー、３ダブルボギーでいずれもバーディーはなかった。

　上原彩子は３０位から、メジャー４連勝を狙う朴仁妃（韓国）は２２位からスタートしたが、強風のため競技は中断した。

　８位につけた比嘉真美子、最終組で首位チェ・ナヨン（韓国）と回る通算９アンダーで１打差２位の佐伯三貴の開始は遅れた。

　▽宮里美香の話　今までの全英でこんなに風が強いのは初めて。風の計算がすごく難しかった。ロングパットが風にもっていかれて、簡単に３パットをしてしまった。

　▽森田理香子の話　疲れた。必死でやっていただけだった。（精神的に）折れていた。（第２日に比べ）きょうは楽しくなかったけど、最終日があるので頑張る。（共同）