国際テニス連盟元副会長の川廷栄一氏が死去

[ 2013年8月3日 22:08 ]

 国際テニス連盟(ITF)名誉副会長で日本テニス協会名誉副会長の川廷栄一(かわてい・えいいち)氏が3日午前8時35分、心不全のため大阪市都島区の病院で死去した。79歳。兵庫県出身。葬儀・告別式は7日午後0時半から兵庫県芦屋市浜芦屋町4の21、クレリ芦屋ホールで。喪主は妻夙子(としこ)さん。

 テニスのカメラマンとして海外の大会を回って人脈を築き、81年に日本で初めてITF理事に選ばれた。91年から8年間は同連盟副会長を務め、アジア・テニス連盟会長にも就いた。

 テニスが五輪復帰した88年ソウル五輪から昨年のロンドン五輪まで7大会連続で運営責任者として指揮を執り、昨年は国際オリンピック委員会(IOC)の五輪オーダー(功労章)を受章した。

 北京五輪では将来有望として、錦織圭選手(日清食品)のITF推薦出場に尽力した。日本オリンピック委員会(JOC)では副会長などを歴任した。

続きを表示

2013年8月3日のニュース