全柔連アスリート委員会設立 鈴木桂治氏ら若手で構成

[ 2013年8月3日 06:00 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は都内で会見し、アスリート委員会の新設と明文化した五輪、世界選手権代表選考基準を発表した。ともに日本オリンピック委員会(JOC)や暴力問題に関する第三者委員会からの勧告に応える改革の一環と位置づけている。

 アスリート委員会は現役を含む若手関係者10~14人で構成。男女同数を原則とし、田辺陽子理事を委員長候補に鈴木桂治氏=写真(右)=、福見友子氏=同(左)=らが選ばれた。任期は2年で、委員長に全柔連理事のポストが与えられ、現場意見の集約を担う。オブザーバーの谷亮子理事は「改革・改善が広がると期待している」と話した。

 代表選考基準は強化委員会の権限や選考手順、対象大会を明文化。ポイント制の導入も正式に決まった。選考結果の説明責任、選手の異議申し立ての権利も明記された。

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2013年8月3日のニュース