織田裕二 ゲイ欠場に厳しい表情「非常にもったいない」

[ 2013年8月3日 14:58 ]

「世界陸上モスクワ」制作発表に登場した織田裕二

 俳優の織田裕二(45)が3日、東京・赤坂のTBSで行われた「世界陸上モスクワ」(10日開幕)の制作発表会見に、とともにメーンキャスターを務めるフリーアナウンサーの中井美穂(48)らと出席した。

 男子100メートルで今季世界最高の9秒75をマークし、ジャマイカのウサイン・ボルト(26)との対決が注目されていたタイソン・ゲイ(30=米国)が、5月に受けた薬物検査で陽性反応を示したことで今大会を欠場。ゲイは07年の世界選手権(大阪)で100メートルと200メートルの2種目を制し、股関節などの故障で一時低迷していたが、今季は復活していた。

 ドーピングについて「いつ終わるのかなという戦い。医学は戦争とも似ていると思っていて、医学の発展は人間としては非常に助かることだけど、使い方を間違えると、よくない方向にもいく。いい方向にいけば、とてもいいものにもなっている。本当に難しい問題だなと思っている」と話した織田。ゲイの欠場について「ドーピングをするということが残念だし、ドーピングをしたからって、自動的に速くしてくれるわけじゃない。非常にもったいないし、残念な気持ちでいっぱいです」と厳しい表情で答えた。

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2013年8月3日のニュース