「疲れたッス」太田 精神面が敗因で連覇逃す

[ 2010年11月21日 06:00 ]

表彰台で銅メダルを持つ太田(右から2人目)

 【広州アジア大会】連覇に届かなかった。フェンシングの男子フルーレ個人、4年前のドーハ大会を制した北京五輪銀メダリストの太田は、準決勝で韓国選手に敗れて銅メダル。銅メダルを獲得した世界選手権からの連戦で「気持ちの部分が上がってこなかった。うまく切り替えられなかった」と精神面を敗因に挙げた。4年前は無名だったが、五輪の活躍などで選手村で声をかけられる存在になり「うれしかった」と言う。右ひじの故障があった今季。「ケガもあった中でよく戦ったシーズン。疲れたッス」と話した24歳は、23日の団体で死力を尽くす。

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2010年11月21日のニュース