美姫「びっくり」ノーミスで逆転V!2位鈴木とファイナルへ

[ 2010年11月21日 08:24 ]

優勝した安藤美姫のフリー演技

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦のロシア杯最終日は20日、モスクワで行われ、女子はショートプログラム(SP)5位の安藤美姫(トヨタ自動車)がほぼミスなしの演技でフリー1位の120・47点を稼ぎ、合計174・47点で逆転して2連覇し、今季GP2連勝、通算5勝目をマークした。

 SP首位の鈴木明子(邦和スポーツランド)はフリー2位の合計172・74点で2位。2人はGPの上位6人によるファイナル(12月・北京)進出を決めた。

 アイスダンスはエカテリーナ・ボブロワ、ドミトリー・ソロビエフ組(ロシア)がショートダンス(SD)フリーともに1位の合計154・33点でGP初優勝。

 ペアはSP2位の高橋成美(木下工務店ク東京)とカナダ人のマービン・トラン組が合計165・47点で2位。川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)が合計182・70点で制した。

 ▼安藤美姫の話 大きなミスなく終わることができたのがびっくり。ロシアの人の応援が力になった。次はもっとスピードをつけた演技をしたい。

 ▼鈴木明子の話 SP首位だからこのままでいたい、という気持ちはなかった。後半まで気持ちを強く持つことができた。中国杯とは終わったときの満足感が違う。(共同)

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2010年11月21日のニュース