男子エペ団体で銅メダルも力の差痛感

[ 2010年11月21日 17:49 ]

 【広州アジア大会】フェンシング男子エペ団体の日本は準決勝で韓国に37―45で敗れたが、1990年北京大会以来20年ぶりの銅メダルとなった。女子サーブル団体の日本は1回戦で香港に敗れてベスト4入りを逃し、メダル獲得はならなかった。

 男子エペ団体の日本は準々決勝でウズベキスタンに競り勝ち、この種目で20年ぶりのメダル獲得を決めた。しかし、準決勝で強豪の韓国に競り負け、エースの西田は「技術的にも体力的にも差がある。それが最後の点差になった」と、力の差を痛感させられる銅メダルとなった。
 準決勝は追い掛ける展開だったが、終盤で坂本が金垣晋相手に1点差まで詰めた。しかし直後に突き放されて35―40となり、流れは決まった。坂本は「完全に相手に動かされて何もできなかった」と脱帽し「この一年の遠征が終わり、世界との差が縮まったと感じたけど最後に突き落とされた」とうなだれた。(共同)

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2010年11月21日のニュース