ロンドンへ黄信号…五輪3連覇の野村 18歳に一本負け

[ 2010年11月21日 12:09 ]

 柔道の講道館杯全日本体重別選手権は21日、千葉ポートアリーナで行われ、男子60キロ級で五輪3連覇の実績を持つ野村忠宏(35=ミキハウス)は2回戦で志々目徹(18=日体大)に一本負けした。目標の2012年ロンドン五輪に向けて厳しい状況に置かれることになったが、去就については「今は何も考えられない。ゆっくり考えたい」と明言はしなかった。

 今大会は今後の強化指定選手選考の場で、野村は強化指定選手復帰を目指していた。所属するミキハウスの広報担当者は野村の今後について「白紙」とした。

 志々目は世界ジュニア選手権覇者でホープ。優勝は20歳の山本浩史(日体大)だった。

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2010年11月21日のニュース