福島、余裕のトップ通過!外国メディアの取材攻勢も

[ 2010年11月21日 19:40 ]

 【広州アジア大会】女子100メートル予選は、日本記録保持者の福島千里(北海道ハイテクAC)が予選3組で11秒41の1着となり、全体でもトップ通過した。

 持ち前の高速ピッチで余裕を持ってトラックを駆け抜けると、福島は納得した表情を見せた。女子100メートル予選3組で11秒41の1着となり、全体でもトップ通過。「(スタンドに)たくさん人がいて気持ちよく走らせてもらった」。日本の短距離女王が好発進した。
 「まあまあ良かったと思う」という得意のスタートで飛び出した。大会前に痛めた左足首にテーピングを施していたが「見ての通り。大丈夫です」とにっこり。レース後は外国メディアの取材攻勢も受け「何を聞かれたか分からなくて、日本語で優勝を目指すと答えました」と笑わせた。
 4月に出した11秒21の日本記録は今季アジア勢で断然トップ。今大会と同じ競技場で開催された昨年のアジア選手権は11秒27で頂点に立った。「このトラックは走りやすいと思う」。相性のいい舞台で、22歳のエースが日本勢として44年ぶりの金メダルに挑む。(共同=田村崇仁)
 福島千里の話 ちょっと安心した。いいスタートが切れたと思う。(トラックは)走りやすいなと思った。(スタンドに)たくさん人がいて、気持ちよく走らせてもらった。(共同)

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2010年11月21日のニュース