世界3位の女子に負けない…ゴッツ「アジアで勝つことが必要」

[ 2010年11月21日 18:00 ]

中国をストレートで破り、喜ぶ(左から)石島、山村、永野

 【広州アジア大会】バレーボール男子の準々決勝は、世界ランキングで日本の三つ上に位置し、しかも地元の中国が相手だった。負ければ2大会連続で4強を逃す一戦で、石島の闘争心に火がついた。197センチの大男は得点のたびに全身で喜び、チームを鼓舞。「自分はアグレッシブさが出ないと乗れない。それがいい形で周りにも伝染したかも」と胸を張った。

 「負けたら終わり。攻めるしかない」。石島が時速110キロ前後の強烈なジャンプサーブを打ち込んだ。清水や米山が続く。レシーブを崩された中国の攻撃パターンは読みやすく、ブロックが面白いように決まった。

 世界選手権は2次リーグで敗退し、今大会は失った自信を取り戻す戦いになる。石島は「北京五輪以降アジアもレベルが上がっている。アジアで勝つことが僕たちには必要」と準決勝を見据えた。世界選手権3位の女子に負けてはいられない。(共同)

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2010年11月21日のニュース