日本は敗れて2勝1敗…上野が初回に2失点

[ 2010年11月21日 18:49 ]

台湾に敗れた上野(手前左)ら日本ナイン。後方は台湾ナイン

 【広州アジア大会】ソフトボール1次リーグを行い、日本は1―2で台湾に敗れて2勝1敗となった。エース上野が先発したが、1回に2失点。反撃も7回の1点にとどまった。中国が韓国に勝ち、無傷の3連勝とした。

 代表のマウンドに帰ってきたエースが、出ばなをくじかれた。上野は一回に安打と犠打で2死二塁とされ、4番江慧娟に左翼ポール際への2ランを浴びた。黒星を喫した右腕は「失投です。抜けてしまったので仕方ない」とぶっきらぼうに振り返った。
 2008年北京五輪以来となる代表復帰。熱投で日本を金メダルに導いた大黒柱は「いろんな人が応援してくれる。やらなきゃいけない責任感があった」との思いを胸にして、再びジャパンのユニホームに袖を通した。
 二回以降は立ち直り、三回からは一人も走者を出さなかった。武器の速球も最速120キロをマークし、健在ぶりをアピール。背番号17は「勝たなきゃいけないのは、ここではない。しっかり切り替えていきたい」と先を見据えた。(共同)

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2010年11月21日のニュース