朝日、白鳥組が準決勝へ

[ 2010年11月21日 20:22 ]

 【広州アジア大会】準々決勝を行い、男子の朝日健太郎(フリー)白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)組がインドネシア組に2―0で勝ち、ベスト4入り。女子の浦田聖子、西堀健実組(フリー)はマレーシア組に敗れた。

 前回ドーハ大会5位の朝日、白鳥組にとって、アジア大会は「ことし最大の目標」(朝日)だ。その思いが表れたビーチバレー男子準々決勝。朝日の高いブロックや白鳥の小技がさえ、難敵のインドネシア組にストレート勝ちした。
 真昼だった前日と違い、涼しい夜の試合だった。快勝に気を良くした35歳のベテラン朝日は「(前日に)心拍数をだいぶ上げたおかげで、楽でした」と笑った。
 北京五輪9位で、国内トップの実力を誇る。2002年の釜山アジア大会で金メダルを獲得した白鳥にとっては新しいペアで狙う2大会ぶりの頂点まであと二つ。「アジアのレベルは上がってきている。最近はワールドツアーで結果を残せていないので、アジアの中での位置を確認したい」と意気込んだ。

 ▽朝日健太郎の話 試合を追うごとにチームの方向性が出てきている。自分たちの持っているものを出せている。ライバルを一つ倒せた。
 ▽白鳥勝浩の話 相手は格上だった。チャレンジャーという気持ちだった。アジアのレベルは高くなっている。その中でどこまでいけるかだと思う。(共同)

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2010年11月21日のニュース