さくら7位で逆転ならず 賞金女王はアン・ソンジュ

[ 2010年11月21日 13:50 ]

今季賞金女王が決まり、花束を贈られるアン・ソンジュ

 女子ゴルフツアーの大王製紙エリエール・レディース最終日は21日、愛媛県エリエールGC松山(6442ヤード、パー72)で行われ、2年連続賞金女王を目指した横峯さくらが通算7アンダー、209の7位で優勝を逃し、13位だったアン・ソンジュ(韓国)の今季賞金女王が確定した。横峯のタイトル獲得は今大会の優勝が最低条件だった。

 23歳のアン・ソンジュは今季から日本ツアー参戦。外国人選手の賞金女王は1991年のト阿玉(台湾)以来19年ぶり2人目(8度目)で、新人では初。

 大会は日本ツアー1年目の金ナリ(韓国)が通算13アンダーで初優勝し、賞金1800万円を獲得。1打差の2位が馬場ゆかりで、有村智恵は10位、諸見里しのぶは13位だった。

 ▼アン・ソンジュの話 この3週間、プレッシャーのため寝られず、食べられずの状態だった。実感はまだわかないが、とても光栄だと思う。来年もことしと同じく学ぶ姿勢で頑張りたい。

 ▼金ナリの話 ことしの優勝はもうないかな、と思っていただけにとてもうれしい。来年は日本語をもっと勉強し、日本語で優勝インタビューに答えたい。

 ▼横峯さくらの話 アンさんは本当によく練習する。私ももっとやらなければいけないかもしれないが、自分のペースを大事にしたい。来年はあらためて賞金女王を目指して頑張りたい。

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2010年11月21日のニュース