女王ブラジル倒す！日本“非公開”で最終調整

　女子バレーの世界選手権は１３日から再開され、２８年ぶりに４強に進出した日本は準決勝で世界ランク１位のブラジルと対戦する。

　１２日は試合会場となる国立代々木競技場で報道陣をシャットアウトし最終調整。２次リーグ終盤戦でエース級の活躍を見せた江畑幸子（２１＝日立）は「日本のバレーができれば、勝てると思う」と自信を見せた。
　その自信の源になっているのが、８月のワールドグランプリでの勝利だ。「トスを早くしてもらったら、ブロックにすき間ができた感じがする」と江畑。要所で効果を発揮しているバックアタックも含めたテンポアップに活路を見いだす構えを見せた。前日会見に臨んだ真鍋政義監督（４７）は「チームは最高の雰囲気。ブラジルは夏より強くなっているが、ここまできたら」と勝利への思いを新たにしていた。