東北福祉大・富村が2冠達成!松山は18位

[ 2010年11月13日 06:00 ]

優勝トロフィーを手に、女子優勝の大堀(左)と笑顔を浮かべる富村

 朝日杯日本学生ゴルフ選手権は12日、千葉CC梅郷Cで最終ラウンドが行われ、来年のマスターズ出場権を持つ松山英樹(東北福祉大1年)は3バーディー、4ボギーの73で回り、通算6オーバーの18位に終わった。首位と5打差の3位からスタートした富村真治(東北福祉大2年)が、通算3アンダーで並んだ久我悠太郎(東北福祉大3年)、藤本佳則(東北福祉大3年)とのプレーオフを制し団体戦との2冠に輝いた。

 東北福祉大の3人によるプレーオフを富村が制した。1ホール目でアプローチをピンそば50センチに寄せてバーディーを奪い、全国大会で初めての優勝をもぎ取った。「首位と差があったので、自分のゴルフを思い切ってやりました」と笑顔。団体戦との2冠を達成したが、特に団体戦に懸ける思いは強く「来年は団体5冠目指します」と力強く語った。

 <松山、ア大会へ切り替え>ラウンド後の松山は少々疲れた様子ながらも笑顔を見せた。3つのバーディーはすべてパー5で奪い「ロングで(バーディー)取れるのはアプローチがいい証拠」と手応えを得た。不調だったパッティングも「前半は良かったけど、10、11番で3パットしてしまって」と反省しつつも調子は上向きだという。優勝を狙う17日のアジア大会(中国・広州)に向け、気持ちを切り替えていた。

 ▼5位・高野隆(東大3年) 楽しかったけど負けて悔しいです。全国大会の優勝争いは初めてだったので少し固くなってしまった。(一時は単独首位も失速。来年の出場権獲得)

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2010年11月13日のニュース