左ひじ手術から復活…元女王・大山 シード権獲得へ奮戦中

[ 2010年11月13日 17:25 ]

第2日、10番でセカンドショットを放つ大山志保。通算2アンダーで7位に浮上

 【伊藤園レディース第2日】左ひじ手術による1年間のブランクから立ち直った4年前の賞金女王、大山が来季のシード権獲得に向け、奮戦中だ。

 今年9月の復帰からここまで8試合に出場し、獲得賞金は約728万円でランク70位。次週の大王製紙エリエール・レディース終了時で、永久シードの不動裕理を除く上位50選手に入り、来季のシード権を得るためには、2試合で約800万円の上積みが必要となる。

 この日はショットがさえ、15番までに8バーディー(1ボギー)を奪い、この時点で首位のスコアに並んだ。しかし17番で池に落とすなど、最後の2ホールで三つスコアを落とし、7位に後退。

 「今日は確かにショットがよかったけど、まだフィーリングが戻っていない」と、復調の手応えには慎重な大山。「ベストを尽くす」の言葉に、元女王のプライドと悲壮感がのぞいた。

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2010年11月13日のニュース