「さくらジャパン」が白星スタート

[ 2010年11月13日 19:29 ]

 【アジア大会】女子ホッケー1次リーグを行い、前回2位の日本はカザフスタンに4―1で快勝し白星スタートとなった。前半に村上(ソニー)の2得点などで4点をリードし、後半は1失点で乗り切った。

 2年後のロンドン五輪へとつながる道で「さくらジャパン」が第一歩を記した。五輪出場権が懸かるホッケー女子の初戦で日本が格下のカザフスタンから白星を奪った。
 体格で劣る日本は走力と細かいパス回しで圧倒した。序盤にペナルティーコーナーから村上が決めて先制すると、前半だけで4点を奪った。
 セットプレーのパターンを隠したこともあって後半は無得点に終わったが、安田監督は「初戦だからこんなもの。勝つことが大事」と安定した戦いぶりを評価した。
 2004年アテネ、08年北京両五輪に出場した日本は五輪経験者の多くが退いた。世代交代を進めるうちに迎えた今大会の滑り出しで、村上、三橋、中島と五輪未経験者がゴールを決め、監督を「チームにとって大きい」と喜ばせた。この勝利で勢いづきたい。(共同)

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2010年11月13日のニュース