北島、パンパシで2年ぶり代表復帰

[ 2010年4月19日 17:35 ]

競泳のパンパシフィック選手権日本代表に選ばれた(前列左から)入江陵介、立石諒、北島康介、(後列左から)堀畑裕也、古賀淳也、岸田真幸。右端は平井伯昌ヘッドコーチ

北島、代表復帰も…完全復活へ、多くの課題

北島破って平泳ぎ3冠男「ここからが本当の勝負」

古賀&入江“背泳ぎコンビ”が意欲

 日本水連は19日、8月のパンパシフィック選手権(アーバイン=米国)の競泳日本代表として男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)や同背泳ぎの古賀淳也(稲泳会)入江陵介(イトマンSS)ら男女計49人を発表した。北島は北京五輪以来、2年ぶりの代表復帰となった。
 女子自由形でも2000年シドニー五輪代表の萩原智子(山梨学院大職)が8年ぶりに代表に返り咲いた一方で、最年少の15歳、男子個人メドレーの萩野公介(御幸ケ原SS)ら主要国際大会の初代表も15人選ばれた。
 パンパシフィック選手権は、日本水連がことしの最重要大会と位置付ける11月のアジア大会(広州=中国)の代表最終選考会を兼ねる。18日までの日本選手権で派遣標準記録を突破して優勝した古賀と入江、男子平泳ぎの立石諒(慶大)、同個人メドレーの高桑健(自衛隊)、女子背泳ぎの寺川綾(ミズノ)の5人は、すでにアジア大会代表を決めている。

 ▼北島康介の話 もう一度こういう場に戻れてほっとしている。今は(世界の強豪と)戦えるレベルではない。時間があるので確実に力をつけて勝負できるようになりたい。

 パンパシフィック選手権代表は次の通り。
 【男子】自由形、バタフライ 岸田真幸(キングソフト)松田丈志(東海SC)▽自由形、バタフライ、個人メドレー 藤井拓郎(コナミ)▽自由形 宮本陽輔(鹿屋体大)東隼平(コナミ中央林間)伊藤真(ミズノ)原田蘭丸(自衛隊)奥村幸大(イトマンSS)葛原俊輔(セントラル東戸塚)内田翔(群馬ヤクルト)小堀勇気(能美SC)▽背泳ぎ 古賀淳也(稲泳会)入江陵介(イトマンSS)山口雅文(ミズノ)多田邦徳(スウィン鴻巣)▽平泳ぎ 立石諒(慶大)北島康介(日本コカ・コーラ)末永雄太(チームアリーナ)冨田尚弥(中京大)▽バタフライ 高安亮(コナミ)坂田龍亮(セントラルスポーツ)金田和也(金田SC)▽個人メドレー 高桑健(自衛隊)堀畑裕也(日体大)萩野公介(御幸ケ原SS)
 【女子】自由形 松本弥生(日体大)上田春佳(東京SC)萩原智子(山梨学院大職)伊藤華英(セントラルスポーツ)関根理沙(ウォーターメイツ)星茜(早大)藤野舞子(FBインター)矢野友理江(コナミ西日本)貴田裕美(ALSOK群馬)米永智香(きらら山口)▽背泳ぎ 寺川綾(ミズノ)竹村幸(イトマンSS)酒井志穂(ブリヂストン)神村万里恵(セントラル成瀬)▽平泳ぎ 鈴木聡美(山梨学院大)松島美菜(セントラルスポーツ)川辺芙美子(イトマンSS)金藤理絵(東海大)▽バタフライ 加藤ゆか(東京SC)福田智代(コナミ高崎)星奈津美(スウィン大教)杉野紘子(枚方SS)▽個人メドレー 加藤和(山梨学院大)高橋美帆(イトマン京都)

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2010年4月19日のニュース