大相撲春巡業不参加豊真将らに注意

[ 2010年4月19日 06:00 ]

 大相撲の春巡業が18日、埼玉・入間市で行われたが、この日の朝稽古でも途中から申し合いに参加しなかった幕内・豊真将らが放駒巡業部長(元大関・魁傑)に注意を受ける場面があった。

 今年2月に就任した同部長は「稽古は義務」と稽古の活性化を打ち出しているが、実態は限られた力士しか申し合いをしない大島前部長(元大関・旭国)時代のまま。同部長も「全然不満だね。いつも決まった人間しか稽古をしない。うるさく言い続けるしかないかも」と苦言を呈した。
 巡業で力士が稽古をしないのはここ数年間指摘されていること。それでも何も改善されていないだけに、協会も罰則制度の導入や稽古時間の延長など、抜本的な対策を検討すべき時期にさしかかっている。

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2010年4月19日のニュース