貴乃花親方も協力…相撲の歴史を漫画で紹介

[ 2010年4月19日 18:17 ]

 日本相撲協会が子供への普及の一環として、相撲の歴史を漫画で紹介する本を制作していることが19日、分かった。9月までに完成させ、秋場所の来場者への無料配布も計画している。

 新弟子を教育する相撲教習所の教官を26年間も務める大山親方(元幕内大飛)が監修し、元三段目力士で漫画家の琴剣さんが漫画を担当。大山親方は「力士がなぜしこを踏むのか、などを分かりやすく説明したい」と話す。相撲教習所長の貴乃花親方(元横綱)も協力しており「相撲のすそ野を広げることにつながり、とても素晴らしい。この国の相撲道という文化を、特に子供たちに理解してもらいたい」と後押しした。
 タイトルは「相撲の歴史と文化」。大山親方によれば現役力士にも配布する予定で、外国出身力士には母国語に翻訳するという。

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2010年4月19日のニュース