若いパワーを粉砕！中心はやっぱりコービー

　【レーカーズ８７―７９サンダー】史上最年少得点王を獲得した２１歳のデュラントを中心としたサンダーの勢いをはね返した。

　タイトな守備とフィッシャーの８得点、ブライアントの６得点などで第１クオーターを２７―１３と滑り出すと、そのまま試合の流れを渡さなかった。デュラントには２４点を許したが、シュート２４本のうち、成功わずか７本に抑え込んだ。ブライアントは「互いに助け合って、いい守備ができた」と満足げに振り返った。
　右手人さし指の故障もあり、決して好調ではなかったエースだが、それでも２１得点。ガソルとバイナムの２人が得点、リバウンドでそろって２けたの“ダブル・ダブル”を記録するなど、チーム力の差を見せつけた。
　ＮＢＡ２連覇へ向け、意気上がる快勝。それでもブライアントは「まだまだ道のりは長い」と気を引き締めた。（共同）