久保　惜しいではダメ、結果にこだわれ

アウディ杯準決勝   Rマドリード0―1トットナム （ 2019年7月30日    ドイツ・ミュンヘン ）

＜Rマドリード・トットナム＞シュートを決められず悔しがるRマドリード・久保（撮影・沢田　明徳）
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　久保は約10分間の出場で、ボールを触ったのは5度。その中で3本シュートを打ったところはチャレンジしていてよかった。米国遠征でも技術が通用することは証明しているが、これだけのメンバーがいるので、結果を出す必要がある。ポジションを保証されている選手ではないので、短時間でも違いを見せないと生き残れないからだ。

　ピッチに入った直後に左へパスを出して長すぎて通らなかった場面と38分にはフリーでパスを受けたが、ドリブルでミスをして奪われ、カウンターをされたのはやってはいけないプレー。そして2本目のシュートはゴール正面でこぼれ球を右足で蹴ったがアウトにかかって外れた。利き足と逆の足でも決めないといけない。0―1の場面だったが、決めて1―1になれば全く違う。王者を目指しているチームでは「惜しい」では許されないことは本人も分かっていると思う。アピールするチャンスがあっただけに、結果にこだわってほしい。（元ジェフ市原強化部長）