JFA田嶋会長、3・24アウェー豪州戦の地上波中継実現へ働きかけ「自腹でも」

日本サッカー協会の田嶋会長
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　日本協会の田嶋会長が2日、オンライン取材に応じ、W杯出場権獲得が懸かる3月24日の敵地オーストラリア戦に関し、地上波中継の実現に向けて働きかけていることを明かした。「自分たちの自腹を払ってでも地上波で考えていることは事実だが、簡単ではない。ディレーを含め、動いていると聞いているし、その努力はしなければならない」。

　今回のW杯アジア最終予選ではスポーツ動画配信サービスの「DAZN（ダ・ゾーン）」がアジア連盟（AFC）と契約。アウェー戦については独占配信となっており、ここまで地上波の放送はなかった。田嶋会長は「地上波でいろんな人が見られる環境は大切で、それがわれわれを後押ししてくれることにも繋がっている」と話した。

　1日夜、日本代表がW杯出場に王手をかけたサウジアラビア戦（テレビ朝日）の平均世帯視聴率は20・0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。