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イナズマ純也弾!代表最多タイ最終予選4戦連発でW杯王手!南野先制ゴールもアシストの大暴れ

[ 2022年2月2日 05:30 ]

カタールW杯アジア最終予選B組   日本2ー0サウジアラビア ( 2022年2月1日    埼玉 )

<日本・サウジアラビア>勝利し喜ぶ南野(右から2人目)、伊東(中央)ら日本代表イレブン(撮影・光山 貴大)
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 日本代表は埼玉スタジアムでサウジアラビア代表に2―0で勝利し、最終予選初の5連勝を飾った。MF伊東純也(28=ゲンク)が1得点1アシストの大活躍。前半32分にMF南野拓実(27=リバプール)の最終予選初ゴールをお膳立てし、後半5分には最終予選最多タイとなる4試合連続ゴールを決めた。首位撃破で勝ち点18とした日本は、7大会連続のW杯切符に王手。3月24日の敵地オーストラリア戦でカタール出場を決めてみせる。

 ゴールネットが揺れると、伊東は両手を広げて雄叫びを上げながら走りだした。

 まるで閃光(せんこう)が走ったかのような、強烈な一発だった。1―0の後半5分、長友からの浮き球を胸トラップ。ペナルティーエリアに少し入ったところから右足を振り抜いた。「シュートは打たないと入らないので思い切って打とうと。個人的には半分ラッキーというか、ファーにふかさずに打とうと思ったら、いいところに飛んだ」。前回のロシア大会予選のMF原口に並ぶ、最終予選史上最多4戦連発で、勝利を決定づけた。

 試合開始から幾度も“金色の稲妻”が躍動した。前半32分には自陣のセンターサークル付近でパスを呼び込む。DF酒井にワンタッチで落とすと、前線のスペースへと一気に加速した。トレードマークの金髪をなびかせて、約50メートルを全力疾走。マークを置き去りにし、先にボールに追いつくと思われた相手DFをぶち抜き、低空クロスで南野の先制点を演出した。

 「サコくん(大迫)と(南野)拓実がマイナスに見えたので、うまくあそこに入れれば決めてくれるかな、と思って折り返したら決めてくれた」

 この一戦にリベンジを懸けていた。0―1で敗れた昨年10月の対戦は累積警告で出場停止中。「やられたらやり返さなきゃいけないし、同じ相手に2回負けてはいけない」。プレーで貢献できない歯がゆさ、敗戦の悔しさをすべてぶつけた。アシストすると、ピッチに仰向けになり何度も何度も両手でガッツポーズを作った。

 これで国際Aマッチで得点した試合は8戦全勝と、伊東の不敗神話は続く。来月24日のオーストラリア戦はチームのW杯出場権とともに、単独最多の最終予選5戦連発も懸かる。「まずチームに戻ってしっかり結果を出すというところをやって、また代表に呼ばれたらそこでも結果を出したい」。初戦から3戦で2敗と苦しんだ最終予選の突破は、すぐそこ。カタールに続く道は“イナズマ純也”が照らし続ける。

 ▽日本の次節W杯出場決定条件 日本はB組首位サウジアラビアに勝ち、勝ち点を18に伸ばした。これでA組3位とプレーオフで対戦するB組3位以上が確定。さらに、早ければ次節の3月24日敵地オーストラリア戦でW杯出場が決まる。条件は1日(日本時間2日未明)のオマーン戦でオーストラリアが○(勝ち点17)か△(15)なら、日本は勝利が必要。オーストラリアが●(14)なら、日本は引き分け以上でOKとなる。

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